FGAファンデーション試験を終えて

FGAファンデーション試験を終えて

難しいことを優しく、
優しいことを深く、
深いことを面白く


仕事をする上で、20代からずっと大切にしていることです。

先日、1年間授業に通った「イギリスのFGA」という宝石学の
1年目の試験が終了しました。
100年以上の歴史のある、宝石学の教育機関です。
6月はなかなか、ライブや私からのご連絡ができず申し訳ございませんでした。
そして、応援のお言葉をくださった
たくさんの皆様本当に感謝しております。

1年目というのは、授業料を払い
定期的な試験や課題を提出し、
必修実習(100石鑑別)に参加していれば、試験を受けることができます。

名乗る意味などないのですが、
私は、今までの人生をなんとなく乗り越えてきてしまい、
今回のような計画的学習というものをしてきたことがありませんでした。
自身にプレッシャーをかけるために「勉強中」と名乗ってき1年でした。

最後の10日間、毎日8時間〜12時間机に向かい
全問完全論文試験のため、(鑑別もありますが)ひたすらペンを手にし
腱鞘炎になったのは人生で初めてです。
漢字練習もしました。パソコンやスマホが便利な時代に
これだけ字を書くというのもいつぶりだったでしょうか。

試験は、暗記は当然のこと
今年は、テキストに出てきていない宝石検査なども出てきて
ううう!となりましたが(語彙力)
午前2時間半、午後3時間、1度も手を休める時間も
水を飲も時間もなく、それでも時間が足りないという結果でした。
字は汚いのに書くのは速い自信があったのにな。


さて、

1年間、授業に参加して濃密な勉強をしたこと
それでも、宝石は
化学、光と光学効果、地学、宝石の果たす役割、検査方法、模造石、各石の特徴など…
ただ、見て「美しい」という
裏側に必要なことがたくさんあることを知りました。
自分の無知も、頭の悪さも実感しながらも、無事試験を受けたことで一区切りです。
結果がわかる前に、来年の試験の対策を始めるのですが、
落ちていても、再試験の予定です。
宝石というのは、深く、深く、それは人間よりも長い歴史を刻んだ物語の結晶です。

天然石ビーズでも、模造石、高い石の名前で安い石を売る、特殊な放射処理などを黙っていることなど、実際よくあります。
放射などに関しては、私の手では鑑別できませんが
さすがに見てわかるものもあります。
この辺りは、【知識×経験】でしょうか。

とにかく「見ること、知ること、発信して忘れないこと」
これをモットーに、海外へ行ったり、
販売しない(手が回っていないw)ルースを集めたり
勉強をしています。
FGAファンデーション試験を終えて

お恥ずかしい報告になるかもしれませんが
学んだことは、すべて暗記できていなくても
参照すればわかるようになっています。

これからも、仕入れに関して徹底し、天然石の扱い方など
ちょこっとずつお伝えしたいと思います。
FGAファンデーション試験を終えて
写真のモスアクアマリンは、
オーダー後に、連に通す前に
品質チェックしたものです♪

美しいグラデーションと
品質に仕上げてもらいました♪

𓂃𓂃𓂃𓈒𓂂𓏸

\時間決定!/
2023年7月2日(日)
ANAM gems札幌イベント
会場:ベッセルイン札幌
14:00-19:00

時間:14:00-19:00
ホテル受付にて
「ANAM gemsイベント」と
お声がけ下さい

出入り自由です

16:00〜
天然石アクセサリー撮影会


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フォローはこちら𓉞𓂅𓂅𓂅
▶︎ @anamgems_official


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