インドでとても日焼けしました!
ジャイプールの新市街にある、M.Iロードという通りには
高級ジュエリー店が並んでいました。
ジャイプールの地元の方も利用する有名店が多く
世界的に展開しているブランドの本店もあります。
時間的にほとんど見ていませんが
ある老舗有名店を日曜日、
最後の日の夕方に訪ねました。
入り口は閉まっており
なぜか、建物横の小さな入り口から通され
入って挨拶をしたら店内の電気をつけてくれました
(もう閉めるつもりだったのかも)
新しい物、古い物、
ゴールドジュエリー、
シルバージュエリー、
インドビーズで見かけるネックレス、
カービングの置物など
様々なジュエリーがありました。
私たちが日本でハンドメイドアクセサリーとして使う
ビーズを使ったアクセサリーも
18金のパーツと組み合わせられて
素敵なジュエリーに変身していました。
これなら、(頑張れば)作れるじゃんっなんて、思ってしまいました。
むしろ、日本の天然石アクセサリーを持ち込めば
精巧なのに安すぎて驚かれてしまうかも。
そんな中、とても目立つブルーとピンクのリングを見つけました。
ブルーはとっても色の良いタンザナイト。
ピンクはパパラチアサファイアのような明るいピンクでしたが、尋ねると、ピンクスピネルだと。
ダイヤモンド、ルビー、エメラルド、サファイアがメインのジュエリーの中、とても珍しいコンビです。
特に、スピネルを使ったものはこの1点のみと言っていました。
珍しく、試着させていただきました。
どちらの石ももクラックがあるものの
透明感、発色、サイズがとてもよく
美しいコンビでした。
色々な指に合わせていると
寡黙な白髪の店主が【これはあなたの中指に似合う】と
言いました。
このスピネルはコレクションで、昔手にいれたもの。
もう、海外の展示会でも見つけることができない。
でも、他の店のように、なんでも、Very Nice!Very good!と褒めることはしない。
そんなことをしなくても、良いものは売れていく。
そうおっしゃっていました。
吸い付いたように離せない指輪でしたが、
これを買ったらこの2週間の旅の全費用(飛行機含む)を超えてしまうため、泣く泣く手放しました。
本当に素敵なリングで、帰ってきても
ぷっくりとして、透明なのに濃いタンザナイトと
何の石かわからないぐらい色が素敵なスピネルを
思い出して実寸大で思い出してます。
物価はあがり、周りの店の商品の値段も上がっている。
価格競争も多く、皆、あれこれと趣向を凝らしている。
このお店では、日々古い商品の値段を見直しながら、老舗のプライドを貫いた接客をしているようでした。
上は、エメラルドとブルームーンストーンのリング。
エメラルドの品質が良くてびっくり。
他のお店にて。